敬語とか方言とか
最近、「ゆる言語学ラジオ」をよく聴いています。初回から聴いていてまだ全部聴けていないですが、通勤中の楽しみの一つだったりします。
言語に関してふと思ったこと。
日本語には「敬語」がありますよね。
社会に出ると、相手によって敬語を使ったり、使わなかったりという切り替えがごく自然にできます。
先生や上司には敬語を使って、部下、年下の同僚、友達や家族には敬語を使わない、という具合。
単なる語尾がかわる「です」「ます」のような変化なら、さほど頭を使わずに切り替えができそうなものですが
「言う」が「仰る」になったり、「する」が「いたす」になったり、とっさには切り替えるのが難しい言い換えもあったりします。
これってなかなかすごいことじゃないですか?
日本語しか話せないと思ってる人、敬語と基本形の使い分けができるなら2ヵ国語を話せると誇っても良いのでは?
あと関西弁と通常語(関東弁?)のように、方言が使い分けられる人も実質バイリンガルなのでは?
なんてことを考えました。
ちなみに、私の場合は転職で今の会社に入ったのですが、当初は全員に対して敬語を使っていました。
明らかに年下の同僚に対しても基本的には敬語です。
ある程度関係が築けたら敬語を崩したりするんですが、全員に敬語のほうが頭を使わないから気が楽だったりするんですよね…
これって転職経験者あるあるだと思います。
岩下 宣子 講談社 2016年03月16日頃